新人王の源田 西武の2年目野手、最高年俸に
今季パ・リーグ新人王に輝いた西武・源田壮亮内野手(24)が4日、メットライフドーム内で契約更改交渉に臨み、今季1200万円の約3・4倍となる4100万円で一発サインした。球団の2年目野手としては史上最高年俸額。「うれしかったです。予想以上。『よしっ』って感じでしたね」と白い歯がこぼれた。
今季は開幕から遊撃の定位置をつかみ、安打、三塁打、盗塁、得点で球団の新人記録を更新した。新人では史上4人目となる全試合フルイニング出場も達成。パの野手として、1998年の小関竜也(西武)以来19年ぶりの新人王にも輝いた。
「後半戦は積極的に(盗塁を)仕掛けられた。前半からできれば上回ってくる」と今季37盗塁で、日本ハム・西川に2個及ばず逃した盗塁王も視野。高みを見据える男に、鈴木球団本部長は「チームを変えた。非の打ちどころがない」。長年固定できなかった遊撃問題は過去のこと。たった1年でレオの強みに変わった。