増井宣言!球団記録40S塗り替える 4年契約オリックスに骨を埋める
日本ハムからFA宣言し、オリックスへ移籍した増井浩俊投手(33)が7日、大阪市内の球団施設で入団会見を行った。抑え候補の右腕は15年の自己最多39セーブを超え、14年に平野が記録した球団記録の40セーブも塗り替えることを誓った。
真新しい背番号17のユニホームに袖を通すと、力強く言い切った。「常にキャリアハイを目指している。(球団記録も)超えられるように頑張りたい」
入団の決め手は、交渉に出席した福良監督の言葉だったという。「『チームが上に行くために必要。抑えをしてほしい』と言ってくれてうれしかった」。かつて同じユニホームを着た指揮官の言葉で、人生初の関西でプレーする覚悟を決めた。一方で「関西のボケに対応できるかが不安」と苦笑いも見せた。
4年契約(3年9億円、4年目の年俸は変動制)を結び、オリックスに骨を埋める覚悟も示した。「残りのプロ野球人生で全てを出し切りたい。4年あれば出し切れる」。1996年以来のリーグ制覇へ、頼もしい戦力が加わった。