ロッテ大谷、1100万増も1億大台には届かず…「もうちょっとの気持ちはあった」
ロッテ・大谷智久投手(32)が8日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、1100万円増の8800万円でサインをした。(金額は推定)
1億円の大台には届かなかった。大谷は「そこまでは思っていなかった。でも、もうちょっとの気持ちはあった」と振り返ったが、球団から「1年間しっかりやってくれた」と評価されたことで気持ちよく判を押した。
今季55試合に出場して3勝2敗、26HP、防御率3・12の成績を残した。
昨年は腰痛や右ひざ痛に泣いたが、今年はケガもなく、ランニングを多めにするなど体調管理に努めた。そのかいあって、中継ぎ陣の中心として最後までフル回転した。
「(シーズンの)後半は良くなったので、オフはしっかりと過ごしていきたい」
来年、石垣島キャンプ中の2月14日に33歳となる。もちろん、日本人投手陣最年長で、若い投手たちを引っ張っていく立場だ。
「去年も一昨年も言われた。まずは自分のことに集中したい。ストレスなくやれば結果は出る。1シーズン投げ抜き、ケガなく過ごしチームの優勝に貢献したい」
率先垂範。大谷が表情を引き締めた。