野村沙知代さんの実子、ヤクルトの野村克則コーチ「偉大な母でした」

 プロ野球の元監督・野村克也氏の夫人でタレントの野村沙知代さんが8日、亡くなった。85歳だった。沙知代さんの逝去に触れた、実子でヤクルトの野村克則2軍バッテリーコーチ(44)はこの日、球団を通じコメントを発表した。

 「突然のことで受け入れられず、今は悲しい気持ちではありますが、ここまで育ててくれた母に感謝しかありません。最後はしっかり見送りたいと思います。偉大な母でした」とした。

 克則コーチは沙知代さんと夫の野村克也元監督の間の第1子。明大から1995年のドラフト会議で、当時克也氏が監督だったヤクルトにドラフト3位で指名され翌96年にプロ入り。2000年からはやはり父が指揮を執る阪神に移籍した。その後は04年に巨人に移籍したが、翌年には球団創設元年の楽天へ移った。

 06年に現役を引退した克則氏は、その後も克也氏が監督となった楽天でコーチを務め、父の退任と共に退団。その後は巨人で4シーズン、2軍コーチを務め、14年からはヤクルトの2軍バッテリーコーチ、15年からは1軍同コーチ、来季は再び2軍同コーチに就くことになった。

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