中日の新助っ人候補・アルモンテ 異国の地でのプレーに自信「順応できる」
中日の新助っ人候補、元ヤンキースのソイロ・アルモンテ外野手(28)が、ウインターリーグが開催されている母国ドミニカ共和国で取材に応じた。日本野球への順応、本塁打量産へ自信を見せた。
気持ちの高ぶりをみじんも感じさせなかった。終始落ち着き払った態度が頼もしかった。母国で開催されているウインターリーグ。アギラス・シバエーニャスのメンバーとして参加しているアルモンテは開口一番、「日本で新しい機会をいただけたことをとてもうれしく思っています」と球団に感謝。続けて「緊張はないですね。いい時も悪い時も感情をコントロールするようにしている。常に同じ態度を心掛けていますから」と言った。
05年7月、16歳の時にヤンキースと契約。8年間のマイナー生活を経て13年6月19日にメジャーデビューを果たした。初スタメンに抜てきされた同21日、本拠地ヤンキースタジムでのレイズ戦で初本塁打を含む3安打の固め打ち。強心臓ぶりを見せつけた。
「ヤンキースでプレーしていた時はいつも大きな重圧があった。あれ以上の重圧を感じたことはない。日本へ行くことにもナーバスにならないのは、あの時の経験があるからだと思います」
メジャーでは47試合、打率・211、2本塁打、12打点と数字を残すことはできなかった。しかし、16年はメキシカン・リーグで108試合に出場し、打率・285、20本塁打、78打点。今季も同リーグで109試合、打率・355、15本塁打、70打点の好成績を残した。
中日でも打線の中軸として一発が期待される。「心掛けているのはボールにしっかりコンタクトすること。それができれば自然と打球はフェンスを越えていく。パワーには自信がある」。異国の地でプレーすることには「順応できると思う。環境が変わっても野球をすることには変わりはないですから」と淡々と話した。
スキンヘッド、顔の下半分は黒々としたひげに覆われている。「剃る予定はない。日本に行く頃にはもっと伸びているだろうね」。風貌は独特だが、実はナイスガイ。「チームの勝利のために全力でプレーします。自分のやるべきことをやるだけです」とファンに向けてメッセージを送った。
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