侍・稲葉監督 大谷にエール、東京五輪参加に期待も
エンゼルス入りが決まった大谷翔平投手について、侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が10日、東京五輪への出場を期待した。
会見をチェックしたという稲葉監督は、エンゼルスの赤いユニホーム姿に「似合っていないというか、見慣れないね」と思わずニヤリ。それでも日本ハムで2年間ともにプレーした後輩に対して「ワクワクした顔つきをしていた。世界一になってほしい。二刀流もとことんチャレンジしてほしい。新しい環境でもうまくやってくれると思います」とエールを送った。
過去の五輪に大リーガーが出場した例はないが「出ていただけるなら出てほしい。見続けていきたいと思います」とラブコール。日本は2020年の東京五輪期間中にペナントレースが中断されることが決まっているが、メジャーはそうもいかない。出場への障壁は大きいが、可能性がある限りアプローチを続けていく。
この日、稲葉監督はさいたま市内で開かれた日本通運主催の野球教室に侍ジャパンのユニホーム姿で参加。102人の小学生を相手にバッティングを中心に身ぶり手ぶりで熱血指導を行った。「みんながこのユニホームを着たいと思ってくれたらうれしい」と笑顔をみせていた。