オリックス山本、目標はソフトバンク工藤監督
オリックス・山本由伸投手(19)が10日、神戸市須磨区で沢田圭佑投手(23)と「西神戸軟式野球連盟の野球教室」に参加し、約70人を相手に指導。「長くやりたい」と長寿投手を目標に掲げた。
子供たちと触れあう時間が貴重だった。「自分の原点というか野球が楽しいなと思ったころを忘れずにいることを気づけました」。思い出したこともあった。東岡山ボーイズのころ、評論家だった工藤公康現ソフトバンク監督らの野球教室に参加したときの喜びだ。
「目標というか工藤さんはすごい投手で監督もされている。僕も長く野球をやりたい。そのためにレベルアップしないといけない」
今季は高卒新人ながら先発勝利を挙げた。さらなる飛躍を目指し今オフは新球チェンジアップの習得とともに知人に紹介された整体師に体のしくみを教えてもらっている。
「だんだん変わってきていると思います」
47歳まで現役を続けた工藤監督に負けない長寿投手を目指し、努力を惜しまない。