オリ田口2軍監督、阪神・矢野2軍監督と共闘 捕手育てる極意教わる
オリックス・田口壮2軍監督(48)は12日、阪神・矢野燿大2軍監督(49)から捕手の極意を盗み取る考えを明らかにした。
1月2日放送のABCラジオ「矢野燿大のどーんと来い!」(後6・00)の収録に参加。共に評論家時代から取材現場で会うたびに野球談議を交わしてきただけに、番組中の対談は熱く盛り上がった。
田口2軍監督は収録後、「いい武器を得たね」とニンマリ。その心は「捕手を育てるのに、いろいろ教えてもらえる。(捕手は)知らない分野だから。他球団に聞くことは恥ずかしいかもしれないけど、貪欲にいきたい。引き出しを増やしていきたい」と意欲を見せた。
2軍戦では選手育成について、監督同士で意見交換することは珍しいことではない。これまでも元捕手の広島・水本2軍監督に助言を求めたこともあった。「また一人、勉強させてもらえる人が来てくれた」と笑顔。若月、伊藤に続く捕手育成は急務。球団の垣根を越えて英知を吸収する。