ロッテ唐川、来季開幕投手に名乗り 契約は400万増でサイン
ロッテ・唐川侑己投手(28)が14日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、400万円増の5600万円でサインをした。(金額は推定)
昨年は15試合に登板して6勝6敗、そして今季は21試合に登板して5勝10敗。負け数こそ多かったが、唐川は「成績は残していないが、(シーズンを通して)投げられた」と振り返るように、ローテの一角を守ったことが評価された。
井口監督は来季の開幕投手を白紙にしており、プロ11年目を迎える唐川も「やりたいと思います。まだ誰か分からない、そのつもりでいます」とキッパリ言い切った。
シーズン中にFA権を取得した。「10年間、いるだけだった。応援してくれるファン、スカウト、サポートしてくれた人たちに恩返しができていない」
来季の目標は11年の12勝以来となる二ケタ勝利だ。「1つの目安になります。当然、勝ちたい気持ちは強い」と話し、1シーズン通して安定した投球を目指す。
来年1月は西野とともにニュージーランドで自主トレを行う。期間は2週間を予定している。個人的に栄養士を雇い、高タンパク・低脂肪の食事を心がけるという。「食事でも追い込んで…」。唐川が未完のエースを返上する。