ロッテ松永、300万増でサイン 来季は「60試合投げたい」
ロッテ・松永昂大投手(29)が15日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、300万増の6000万円でサインをした。(金額は推定)
「ちょっとだけ上がった。2年続けて50試合に投げて、5年間ケガしなかったところを評価してもらった」
貴重な左の中継ぎとして貢献した松永がこう言った。
昨年は53試合に登板した。今季は50試合に登板して1勝3敗、19HPで防御率は3・22だった。
「毎日、体のケアとトレーニングはしている。ロッテの中では多いと思います」と話すように、いつでも、いかなる時でも登板できる用意をしている。それが、「今年はボールに関してはすごくよかった。特に真っすぐが」につながった。
左の強打者との対戦で起用されることが多い。内角をグイグイ攻めるのが持ち味だ。
米メジャー・エンゼルスに移籍した大谷(前日本ハム)には「打たれていないと思います。向こうでも活躍してくれると思う。対戦して楽しかった」と振り返った。
100HPまであと9。「意識はしていない。それより迷いの中で打たれる後悔はしたくない」とキッパリ語り、「来年は60(試合)投げたい。1回も投げたことがないので」と頼りになる左腕は締めくくった。