日本ハム、メジャー44発アルシアと入団合意 栗山監督「中核を担う可能性が高い」
日本ハムは15日、前アリゾナ・ダイヤモンドバックスのオズワルド・アルシア外野手(26)=183センチ、102キロ、右投げ左打ち=と契約が合意したと発表した。
アルシアはベネズエラ出身。球団を通じ「ファイターズへの入団が決まり、家族ともども、大変喜んでいます。経験したことのない国でのプレーを想像すると、当初は不安もありましたが、ファイターズの駐米スカウトからの熱心な説明に、気持ちが一気に高まりました。今はファイターズのユニホームに袖を通すことを本当に楽しみにしています。持ち味である長打力を生かし、大事な場面でしっかりとした働きができるよう、まずは春季キャンプに向け、準備を進めます」とコメントした。
栗山監督は「待ち望んでいた左のパワーヒッターを獲得し、考えうる来季の打線に一気に厚みが増しました。22歳の若さでメジャーデビュー、いきなり14本塁打し、翌年も20本塁打。実績、実力とも十分にある逸材です。今季は3AでOPSが1・000を超え、打率は326を記録するなど、長打と確実性を兼ね備えています。広角に打ち分ける柔軟さがあり、ファイターズでは打線の中核を担う可能性が非常に高いと期待しています」と入団決定を喜んだ。