中日の大野雄大投手（２９）と田島慎二投手（２７）が１５日、中日との再契約を選ばず巨人入りが発表されたゲレーロについて、徹底マークを宣言した。

　ナゴヤ球場での自主トレ中に、一報を知った竜の投手陣はすでに警戒モード。大野雄は「注意する打者の一人になるでしょうね。本拠地も本塁打が出やすい東京ドームになりますし」と率直な思いを語り、田島は「特に打たれたらいけない打者になりますね」と警戒を強めた。

　対策は、これから進めるが、攻め方のイメージはうっすらできている。大野雄が「構えたときの手首くらいの高さのボールに空振りしている姿はよく見ました」と話せば、田島は「内角を嫌がっているのは見ているので、そこに厳しく投げ込めれば」。宿敵の一員になったのならば、徹底的に封じ込めるだけだ。