ヤクルト大松、来季も一撃必殺へ初護摩行!
ヤクルトの大松尚逸内野手(35)が15日、東京・港区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万増の1000万円でサインした。加入1年目の今季、2本のサヨナラ本塁打を放った左の“代打の神様”がアップ率25%を勝ち取った。
今季は5月に代打サヨナラ弾、7月26日の中日戦では最大10点差の逆転勝利を大松のサヨナラ弾で決めた。だがチームは球団ワーストの96敗。「しっかり悔しい思いを持ちながら、来年グラウンドで全てのチームにお返しする」と、決して満足などしていない。
一撃必殺を継続すべく、初めて護摩行を敢行した。今月上旬に関西圏まで足を運び、約4時間、真っ赤に燃え上がる炎を前にお経を唱え続けた。「意識が飛びそうになった」というが、全ては打席での集中力アップのため。「無心になって一つのことに集中できた」。来季も大松のバットが火を噴く。