DeNA・後藤 “盟友”松坂との対戦熱望 横浜高で甲子園春夏連覇達成
DeNA・後藤武敏内野手(37)が16日、横浜高校時代のチームメートである松坂大輔投手(37)との対戦を熱望した。ソフトバンクを退団し、去就が注目される右腕を思い「僕の夢は、ハマスタで松坂と対戦することです」と語った。
高校3年時は松坂とともに、甲子園で春夏連覇を達成。公式戦44戦無敗の大記録を打ち立てた。プロでも西武で4シーズン、同僚となった。15年に松坂が右肩の手術をした際は見舞いに訪れるなど、その絆は深い。
今オフは都合がつかずに会えていないというが、心配する様子もない。「松坂自身が下したベストの決断でしょうから。僕は、来年も同じ舞台でやっていると思うんですよ」と、うなずいた。
この日は横須賀市のベイスターズ球場での自主トレで、黙々と打撃練習に取り組んだ。来季も右の代打として、ひと振りにかける立場。「活(い)きのいい若手もいますが、『まだまだ負けられないぞ』という気持ちでやっています」。かつての盟友との対戦が来る日を信じ、バットを振り込む。