巨人ドラ1鍬原、岡本とお立ち台だ リトルシニアの後輩と8年ぶり共闘

 巨人のドラフト1位・鍬原拓也投手(21)=中大=が17日、奈良県橿原市で行われた入団祝賀会に出席した。中学時代に在籍した「橿原磯城(かしはらしき)リトルシニア」の主催で、同シニアからのプロ入りは岡本和真内野手(21)に続き2人目。チームへの恩返しへ「一緒にお立ち台に立ちたいですね」と力を込めた。

 中大1年時のドラフトで、岡本が1位指名された際「思わず立ち上がった。それほどうれしかった」と振り返った鍬原。自身も同じ1位指名で、再び同じユニホームに袖を通す。伸び悩む1学年後輩の潜在能力の高さを間近で見てきており「無心でイケイケでやれれば」と開花を願った。

 8年ぶりの共闘。今秋のドラフト翌日「プロに3年先に行っているんだし、よろしくな」と電話であいさつしたが「いいっすよ。僕、天才なんで」と冗談めかした口調で返ってきたという。「なめられてるんですよ」と苦笑いを浮かべたが、プロの世界を知る“先輩”の存在は心強い限りだ。

 祝賀会には、現役メンバーや県議会議員ら195人が参加。「人生で一番走っていた」と当時を振り返り、プロを夢見る後輩たちのために、打撃練習用のマシンを寄贈した。土台を築かせてくれたチームへの恩返しは続く。「2人で活躍できたら、それが一番」と思いをはせた。

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