DeNAドラ1東“浜口式”開幕ローテ ラミレス監督「可能性非常にある」
DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)が、ドラフト1位・東克樹投手(22)=立命館大=を来季、先発ローテ入りさせる構想を描いていることが17日、分かった。最速152キロの即戦力左腕について「今年の浜口のように春先にチャンスを与える。そこでしっかり見せてくれれば、ローテーションに入る可能性は非常にあります」と断言した。
1年目の今季10勝を挙げた浜口式で金の卵をふ化させる。大卒新人左腕を今年の春季キャンプから1軍に帯同させ、実戦で起用し続けた上でポテンシャルの高さを見極めた。浜口と同じように来春に結果を残せば、東の開幕ローテ入りも十分あり得る。
「彼(東)自身になってくる」と競争を勝ち抜くことを求めた指揮官。実現すれば来季の先発陣は今永、石田を加えたサウスポー4人がそろう。浜口は今季阪神戦5試合で無傷の3勝をマーク。東も先輩に続いて“虎キラー”となる可能性を秘めている。