ヤクルト・小川来季開幕投手狙う 200万増9000万円でサイン
ヤクルトの小川泰弘投手(27)が18日、東京・港区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万増の9000万円でサイン。今季は5月に左内腹斜筋の肉離れ、9月に右肘疲労骨折で離脱。リリーフも経験した中、先発での成績を評価され、アップを勝ち取った。(金額は推定)
今季は22試合に登板し8勝7敗、防御率2・83。そのうち先発では18試合で8勝6敗、防御率2・00の成績で「(先発での)防御率、奪三振率(8・03)の高さを評価してもらった」と16勝で新人王に輝いた2013年に近い評価を受けた。
10月に右肘の手術を受けたため年内はノースロー。来年1月9日に検査を受け、問題なければ投球練習を再開する。来季の抱負に3年ぶりの2桁勝利を掲げ、「一番は開幕。開幕から貢献したい」と今季逃した開幕投手を狙う。