ロッテ、今季限りで引退の古谷が球団職員に「営業マンとしてノーノー級の仕事を」
ロッテは21日、古谷拓哉投手(36)が今季限りで現役を引退し、18年1月から球団職員として入社すると発表した。営業職を務める予定。
古谷選手は「11月初旬に引退を決めました。球団から来季構想外を通告されて、まだやれるのではという気持ちもあったのですが、球団から職員としてのチャンスをいただき、新しいことにチャレンジができるいい機会と考えました」と話し、こう続けた。「今は気持ちを切り替えて、新しい仕事でまた別の角度から野球に携われることにワクワクしています」。
営業職での再スタートには「経験がないので、実際にやってみないと分かりませんが誠心誠意、お客さまとしっかりと向き合っていけたらと考えています」と早くも営業マンとして心構えを見せた。
06年からプロ生活は12年。148試合に登板して23勝15敗、防御率4・23だった。
「現役での一番の思い出は10年に日本シリーズに登板をして日本一を経験できたことです。個人的には13年のオリックス戦でノーヒットノーランを逃したことですが、あくまで個人的なことです。営業マンとしてノーヒットノーラン級の仕事ができるように頑張ります」と笑顔で締めくくった。