六大学の本塁打記録目指す!法大・中山が練習納めで抱負 来秋ドラフト候補
東京六大学野球リーグの法大が23日、川崎市内の同大グラウンドで年内の練習を納めた。
来秋ドラフト候補の中山翔太内野手(3年・履正社)は「ホームランの記録を作りたい」と来年の目標を掲げた。リーグ戦通算7本塁打は現役最多。照準は楽天ドラフト2位の岩見(慶大)が今年マークした年間12発、シーズン7発になる。186センチ、95キロの右の大砲は「打球を上げる練習をしている。飛距離も上がってきた」と意気盛んだった。
同じくドラフト候補の150キロ右腕・菅野秀哉投手(3年・小高工)は、年間10勝と防御率0点台を目標に設定。その上で「優勝していない。リーグ優勝して日本一になりたい」と力を込めた。
個々の能力はリーグでも屈指ながら、今年は春秋ともに3位。新主将に就任後、まず練習に取り組む姿勢の厳しさをナインに求めたという向山基生内野手(3年・法政二)は「優勝できる力はある。来年このメンバーで優勝できなかったらおかしい」と12年秋以来のリーグ制覇を誓った。