巨人戦力外の村田「共に頑張ろう」 こども医療センターに100万円寄付
巨人から戦力外通告を受けた村田修一内野手が26日、神奈川県立こども医療センターを訪問し、「ささえるん打基金」として今季の安打数100と同じ100万円を寄付した。
同所には新生児集中治療室(NICU)があり、長男・閏哉君(11)も早産による未熟児だったことから、過去にNICUで治療を受けた。それをきっかけに横浜時代から新生児医療支援を行ってきた村田。この日は新生児病棟などで交流を図り「今年で10年目。長男が産まれた時からお世話になって。続けることができたのも病院関係者の皆さま、家族の支えがあったからだと思います」と感謝した。
自身は10月に自由契約となり、来季の所属先は未定。新生児らに送った色紙には「共に頑張ろう」としたためた。「前を向いて進むことが皆さんを励ますことになると思います。下を向かずに前に進んでいきたいと思います」と入院する児童らにあいさつした。