つば九郎が現状維持に怒り「ちがうだろー!」と訴えも球団「交渉の余地なし」

筆談で交渉するつば九郎=東京・港区内の球団事務所
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 ヤクルトのマスコット・つば九郎が27日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2万2000円で更改した。

 球団では大トリの交渉となったつば九郎は「ぐっずうりあげだい1い」、「でぃなしょー3ぷんでかんばい」、「そのほかもろもろこうけんどNo.1」と主張。「ねんぽうあっぷおねがいします」と訴えた。対して、球団の担当者は「頑張りもあるけど、チームの成績もあるし、来季の年俸はこれでお願いします」と返答した。

 渡された封筒から札束を取り出し、一度は歓喜したつば九郎。ところが、表と裏以外はすべて紙で、現状維持の2万2000円であることに気付くと「ちがうだろー」と、豊田真由子元議員ばりに怒りを爆発。「とっとりけんけいにそうさしてもらう」、「ちょうていだ」と収まらない様子で、机をたたいてアピールしたものの、球団には「交渉の余地無し」とあしらわれた。

 今季は盛り込まれていたヤクルト飲み放題も付かず「あっわすれてた じじつじょうだうん?」とガックリ。「らいきはだいりにんたてます」と代理人交渉の導入を宣言した。

 最下位で厳冬更改が続いたチームの流れにはあらがえず「つばくろうはがんばったぞ!!!そんたくってやつか?」と悔しがったつば九郎。来季に向けて「みやもとさんにほめられるようにがんばります」と目標を掲げた。

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