巨人・由伸監督が和製大砲候補に指令 岡本よ一本立ちせよ!
巨人・高橋由伸監督(42)が27日、岡本和真内野手(21)に“一本立ち指令”を出した。台頭を待たれる来季4年目の和製大砲候補に対し「チャンスは与えないといけないのかもしれないけど」と話しながらも、「普通に出て、自分で打席数がもらえるように早くなってくださいという感じ。出られるだけの結果を残してというね」と求めた。
チームが来季へ若返りを図る中、指揮官にとって「監督になってから期待はずっとしている」という存在の岡本。過去3年間は通算35試合1本塁打で、自身も来季への強い決意を持つ。今季限りで退団した村田の背番号25を継ぐ者としても「2桁(本塁打)は打ちたい」と目標を定めている。
一方で高橋監督は若武者に「何本というより、たくさん打てるだけ出してもらえるようになれってこと」とチームにとって不可欠な存在になることを第一と訴えた。「期待されてるうちに岡本を含む若い選手たちには答えを出してほしい」。己の力でレギュラーを勝ち取る姿を、指揮官は切に願う。