ヤクルト・石川、プロで長く活躍する秘訣は「小さいことの積み重ね」

 ヤクルトの石川雅規投手(37)がプロで長く活躍する秘訣を披露。来季17年目を迎えるチーム最年長の左腕は「何事も小さいことの積み重ね」と残り44勝と迫る200勝へ、勝ち星をコツコツ積み重ねていく。

 今季は開幕投手を務めたものの、23試合に先発して4勝。自己ワーストの14敗を喫し、防御率は5・11。「散々な成績だった」と悔しさをあらわにした。

 身長167センチと小柄ながら2002年には新人王を獲得。プロ16年間で11度の2桁勝利をマークしている。「後ろを振り向いたときにこれだけやってきたんだ、という経験がある」とその実績が左腕の背中を押している。

 契約更改後の会見では「現役最後まで先発をやりたい」と話していた石川。「さぼって結果が出なかったら後悔するだけ。これだけやってきたということが、いつかどこかで実を結ぶ」と自身を信じ、来季に向けて年内は大みそかまでトレーニングに励み、年始は2日から始動する考えだ。

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