巨人・小林「今年ダメなら終わり」即戦力捕手2人獲得で危機感
巨人・小林誠司捕手(28)が強い危機感を胸に、5年目のシーズンに臨む。4日、同僚の田中貴、日本ハム・大田とともに、自主トレ先のサイパンへ出発。出発前の成田空港で取材に応じた小林は「自覚を持ってやらないといけない。今年ダメなら終わりです」と覚悟を口にした。
昨季はゴールデングラブ賞と、菅野とともに最優秀バッテリー賞を受賞。守備で高評価を受けたが「(正捕手争いは)横一線だと思いますし、競争に勝っていかないといけない」と謙虚な姿勢は変わらない。昨秋のドラフトでは2位で岸田(大阪ガス)、3位で大城(NTT西日本)と即戦力捕手を獲得。レギュラーが安泰ではないことを理解している。
サイパンでは昨年の秋季キャンプに引き続き、打撃強化を主題として取り組む。「アピールしていかないといけない立場。量も振って、しっかり打てるように準備をするだけ」。真の信頼を勝ち得るべく、常夏の地で鍛え上げる。