メジャー希望のソフトバンク千賀に後藤球団社長 話は聞くけど認めない
ソフトバンクの後藤芳光球団社長兼オーナー代行(54)が5日、千賀滉大投手が発言した米移籍希望について初言及した。
先月27日、千賀はポスティングシステムによる将来的なメジャー移籍を、契約更改交渉の席で球団に直訴したことを激白。後藤社長は「挑戦心を持っていろんな考えを持つことは大事。機会があれば喜んで話もするし、王会長もそうだと思う」と理解を表した。
ただ要望を聞く場を設ける考えも示した上で、現時点では容認しない考えを強調した。「球団にとっては選手を売るような話。球団経営上のニーズとして、育てた選手を高値で売却して、それで資金を得るようなのは我々のモデルにはない」。メジャー移籍を希望する場合、海外FA権の行使による移籍しか認めない考えだ。