元近鉄の村上隆行氏、星野仙一さんを悼む「本当に細かいところまで目が届く人」
プロ野球の近鉄、西武で活躍し、現在はベースボールファーストリーグの「06BULLS」監督を務めている村上隆行氏(52)が6日、スポーツコメンテーターを務める朝日放送の生番組「おはよう朝日 土曜日です」で、4日に死去した楽天の星野仙一球団副会長(享年70)を「本当に細かいところまで目が届く人」と悼んだ。
村上氏は2001年に西武で現役を引退。星野さんは同年まで中日監督を務め、翌02年から阪神監督となっていたが、「僕が引退するっていうか、2001年に西武を辞めるっていう形で会った時に、星野さんが『なんで俺のところに言ってこなかったんだ?』って。キャンプも終わりの頃に行ったんで、『お前、言ってきたら取ったのに』っていうことを言われた」という秘話を披露。
「この番組もよく見ていただいていて。球場で会うと『あのコメント良かったな~』とかね。いつも小さいこと、本当に細かいところまで目が届いて、気にしていただく人だったので」と星野さんの人柄を語り、「ちょっとまだ信じ切れないっていう感じがありますね」と、その死を信じたくない様子だった。