侍Jの稲葉監督、星野仙一氏をしのぶ 北京五輪では選手と監督「人情味にもあふれた監督」
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野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が6日、今月4日にすい臓がんのため死去していた楽天の星野仙一球団副会長を「人情味にもあふれた監督」としのんだ。
星野さんが日本代表監督を務めた2008年の北京五輪に選手として出場した稲葉監督は、この日、発表したコメントで「突然の訃報にただただ驚いております。星野さんが日本代表監督として臨まれた北京五輪に外野手として選出いただいて、共に戦い、そして悔しい思いをしたことがまるで昨日のように思い出されます」と、4位に終わった北京五輪を振り返った。
「試合では常に強気の、まさに『闘将』でしたが、ミスをした選手には挽回のチャンスを与えるなど、人情味にもあふれた監督でした」と星野さんの人柄を振り返り、「心からご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。