堀内恒夫氏、ライバル星野仙一氏をしのぶ「今となれば懐かしくもあり愛おしくもある」

 プロ野球・巨人の元エース・堀内恒夫氏(69)が6日、公式ブログを更新し、4日にすい臓がんのため70歳で死去した楽天の星野仙一球団副会長を「真剣に戦った日々が 今となれば 懐かしくもあり 愛おしくもある…」としのんでいる。堀内氏と星野さんは1970年代、巨人と中日のエースとしてしのぎを削った好敵手だった。

 堀内氏は「星野仙一さんへ」と題した投稿で「朝からビックリしたよ。(中略)正直なんて言うか ピンとこないっていうか 信じられないっていうかさ…すい臓がんか…全然知らなかったよ」と、突然の訃報に実感が湧かない様子だ。

 「俺としては やっぱり 長嶋さん、王さんに 立ち向かっていく姿が 一番最初に目に浮かぶかな」と、“燃える男”の勇姿を回想し、「現役の頃にね 学年でいうと 1つ先輩の星野さんと こんな会話をしたことがあるんだ。星野さんに『お前はONと対戦出来なくて 残念だったな。』って言われて 俺は『日本で1、2番の打者と対戦しなくて いいなんて、一番幸せじゃないですか!』そう言い返したことがあるよ」というエピソードを披露。

 「真剣に戦った日々が 今となれば 懐かしくもあり愛おしくもある…星野さん、中日には『背番号20・星野仙一』というエースがいて 私も負けじと 頑張ってこれました。本当にありがとうございました。心よりお悔み申し上げます。合掌」と、ライバルへの万感の思いを込めてつづっている。

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