ノムさん 星野氏の死を惜しむ「俺より先に逝くなんて。とんでもない!」
ヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也氏(82)が6日、TBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(後10・00)のインタビューに応じ、4日にすい臓がんのため70歳で死去した楽天・星野仙一球団副会長について「俺より先に逝くなんて。とんでもない!」と早過ぎる死を悼んだ。
星野氏は、1999~2001年まで阪神の監督を務めた野村氏の後任として02年に監督に就任。03年に野村氏が阪神では果たせなかったリーグ優勝を見事成し遂げた。その後、06~09年まで野村氏が指揮を執った楽天でも星野氏は11年から4シーズン監督を務め、13年に日本一を達成している。
野村氏は「俺が阪神の後任監督に推薦したって星野は知っているのかな?おぼっちゃまばかりの今の選手に厳しさを知らせる、プロ意識を植え付けるには最高の監督」と、自らとは違ったタイプの監督として、その手腕を認めた。
そして12歳下の星野氏の早過ぎる死を「惜しい…俺より先に逝くなんて。とんでもない!」と惜しんだ。