張本氏、大谷のメジャー二刀流に「並で終わるのか。一本に絞ってほしい」
野球評論家の張本勲氏が7日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演し、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手について、メジャーでの二刀流にあらためて否定的な意見を述べた。「(投手として)10勝、(野手で)17本、18本それじゃ意味ない。ピッチャーなら20勝以上できるのに、並で終わるのか。いずれにしろ本人が決めると思うが、一本に絞ってほしい」と、語った。
同席したソフトバンク・王貞治会長も、打者としては苦戦するという見方を示した。「アメリカではやはり、ひとつに絞らざるを得ないと思う。両方は無理だと思う。チャレンジはあくまでいいと思うが、スケジュール、時差のあるなかでの移動。パワーベースボールの世界に入った。打つほうが苦労する。投げるほうは成功する」と述べた。