日本ハム過去の大物入寮 斎藤佑はファン300人集結、中田は目覚まし4個持参

入寮した日本ハムドラフト1位の清宮幸太郎(左)。笑顔で報道陣の撮影に応じる=千葉・鎌ケ谷二軍施設(撮影・開出牧)
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 日本ハム・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が8日、千葉・鎌ケ谷の勇翔寮に入寮した。同球団に加入した近年の大物選手の入寮を振り返る。

 【05年1月10日、ダルビッシュ有投手】母・育代さんらと一緒に入寮。「部屋をパラダイスにする」と、入寮あいさつ後は球団所有のワゴン車で近くの大型量販店へ買い物に繰り出した。液晶テレビや電気カーペット、空気清浄機を購入。「きれいな部屋でいい感じでした。期待で胸がいっぱいです」と、新生活をスタートさせた。

 【08年1月8日、中田翔内野手】報道陣50人、ファン50人に出迎えられてタクシーで到着。ファンからは盛大な拍手がわき起こり、中田は「応援してもらっていると感じました」と感激の表情を浮かべた。ファンだというビーチバレーの浅尾美和のポスターとともに、4個の目覚まし時計を持参。高校時代は仲間に起こしてもらっていたそうで「朝が苦手なので。1つでは起きられないので4つ持ってきました」と照れくさそうに告白した。

 【11年1月12日、斎藤佑樹投手】報道陣31社約200人、30台ものテレビカメラが待ち構えた。ファンも平日にもかかわらず約300人が集結。日本テレビ系「ミヤネ屋」では入寮では異例の全国生中継もされるなど、超異例の大フィーバーでプロへの第1歩を踏み出し「あらためてプロとしての1年目が始まるという感じ。心機一転という気持ち」と意気込んだ。

 【13年1月10日、大谷翔平投手】父・徹さんの運転する車で到着。この年、メジャー移籍したダルビッシュが直前まで使用していた出世部屋「404号室」に入居した。二刀流プレーヤーとして投、内、外野手用のグラブやバットなどを運び入れると、「土の上で走りたかったんです」とトレーニング着に着替えて即練習を行った。

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