ロッテ・ドラ1安田がお守り持参で入寮 初の1人暮らし「インテリアにこだわる」
ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社=ら新人選手が9日、埼玉県さいたま市の「ロッテ浦和寮」に入寮した。
入寮に際し、だれもが大事な“記念品”を持ってくる。
安田が持参したのはお守りだった。戦国の武将・真田幸村のファンと報道で知った真田家ゆかりの長野県・上田市の母袋創一市長が年末に送ってきた。上田城内にある真田神社のものだ。
真田家の家紋・六文銭は決死の覚悟を象徴している。18歳の心にも響いたのだろう。「真田幸村が日本一の兵と言われたように、自分も日本一の打者と言われる日が来るように必死に練習を重ねて頑張ります」。
将来のホームラン打者を目指す安田は決意を新たにしていた。
初の1人暮らし。東京周辺は不案内ながら「鎌倉には一回行ってみたい」という。
その一方で「部屋ではリラックスしてテレビを見るのが好きです。野球も含めてドラマ、NBAも見ますよ」と話し、「部屋のインテリアにもこだわってみたい」。
親元を離れての1人暮らしは新鮮だが、もちろん視線は12日から始まる新人合同自主トレにある。
「体の状態はベストです。ケアをしっかりとしたい。ケガをしたら元も子もない」と自身を戒める。
この日、大阪から移動して来た。乗り換えの赤羽駅では色紙を持った2人のファンからサインを求められた。
大阪の安田から全国区へ。安田がお守りを見つめ直した。