東海大・青島 大学野球の聖地・神宮のマウンドに立つ
今秋ドラフト上位候補の東海大・青島凌也投手(3年・東海大相模)が9日、神奈川・平塚市の同大グラウンドで今年初のチーム練習に参加した。未経験の神宮球場のマウンドに立ち、プロ入りへ猛アピールすることを誓った。
大学2年時の関東地区大学選手権1回戦で完全試合を達成し、一躍脚光を浴びた右腕だが、いまだ大学野球の聖地を踏めぬまま。くしくも昨秋、首都大学リーグのライバル・日体大が明治神宮大会を制した。「日体大に勝って、日本一になる」と強い意気込みを見せる。
昨春につけていた背番号18も剥奪されたままだ。追い求めるのは、「質の高い、コントロールされたストレート」。大学の先輩である憧れの巨人・菅野智之投手(28)が駆使するワンシームも習得中だ。リーグ戦でエースナンバーを取り戻し、青島が神宮の主役になる。