巨人前監督・原氏、高橋監督へ金言 自身の体験踏まえ“有言実行”の勧め
巨人前監督の原辰徳球団特別顧問(59)が9日、客員教授を務める千葉県勝浦市の国際武道大での講義後、高橋由伸監督(42)に“有言実行”の勧めを説いた。「自分で有言することによってチームは実行という形で動く」と力説した。
自身の後を継いで指揮を執り、今季で3年目を迎えるまな弟子に対する期待は大きい。ゲキを飛ばすような口調で「思い切って(自分の)考え、意思を伝えていくのが大事だと思います」と訴えた。
原氏が巨人の監督を務めた際も起用方針などをコーチ陣と共有し、その意思を選手にも伝えた。自身の成功体験を踏まえた上で送った助言。
今季、4年ぶりのリーグ制覇を目指す高橋監督にとっては、金言になりそうだ。