ロッテ・ドラ1安田「六本木、銀座に気をつけなさい」 両親から助言
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ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社=ら新人選手が9日、さいたま市の「ロッテ浦和寮」に入寮した。
入寮する安田に父・功さん(56)、母・多香子さん(55)が送った言葉は単純にして明快だった。
「東京の夜は危ない」と話しかけ、さらに「六本木、銀座…お金がたくさん動くところは気をつけなさい」と続けた。今は未成年で飲酒禁止のため縁遠いが、初めて1人暮らしをする息子への親心だ。
親元を離れての寮生活は新鮮でも浮つかない。「体の状態はベストです。ケアをしっかりとしたい。ケガをしたら元も子もない」と視線は12日からの新人合同自主トレにあった。
左手首には高級時計「BREITLING」があった。功さんが将来の戒めの言葉とともに贈ったものだ。「鎌倉に行ってみたい」とは歴史好きの安田らしい。3~5年先に照準を絞り、両親の言葉とともに鍛錬の時を刻む。