ヤクルト山田、頭使って3度目トリプルスリーだ 配球研究でノーモア大不振
ヤクルト・山田哲人内野手(25)が11日、松山市での自主トレを公開。2年ぶり3度目のトリプルスリー達成へ、配球の研究に力を入れ直す考えを示した。
昨季は打率・247、24本塁打、78打点、14盗塁。自身の状態だけでなく、相手の対策が進んだことも不振の要因だった感はある。苦しんだ1年間について「変化球は…多かったですね」と振り返った。
もちろん、以前もスコアラーが作る資料には目を通していた。それをさらに活用することを決意。基本的には「相手どうこうより、自分のスイングをする」というタイプだが「技術以外では、配球を勉強してやっていきたい。毎年違うと思うし。ヒットがホームランになったりする確率を増やすためにも、怠らずやっていこうかな」と明かした。
屋外では小雪が舞う寒さに負けず、体幹トレーニングからキャッチボール、マシン打撃まで約5時間、しっかりと体を動かした。「いい感じで練習できている。今年は結果を出したい気持ちが強い。誰もが認める数字を出して、今年は何とか達成できるように」。ツバメ軍団の主砲は頭もフル回転して、3度目のトリプルスリーという“難問”をクリアする。