DeNA・今永、ライバルを徹底リサーチ 動画を見て話を聞いて直球を磨く
DeNA・今永昇太投手(24)が12日、福岡県北九州市内のグラウンドで自主トレを公開。真のエースとなるため、徹底した情報収集での進化を誓った。
雪化粧した故郷の風景が新たな力と決意を与える。昨季は11勝を挙げたが「3年目でジャンプアップできるかが大事」。まずは昨季は148回だった投球回を伸ばすこと。重要なのは直球の質だ。
直球の質を上げ早めの勝負で球数減につなげるのが狙い。「菅野さんや則本さんは押し込みが違う。直球待ちの打者も振り遅れたり、ファウルになる」。動画でのチェックや、ともに自主トレを行う楽天・森から則本らの練習方法を聞くなど、技術向上の道を模索する。
そして後輩へもアドバイスを求めるつもりだ。ドラフト1位・東(立命大)の動画を見て「自分に持っていないものを持っている。直球と変化球で腕の振りが変わらない。いろんなことを聞きたい」と話す。開幕投手も「もちろんやってみたい」と意欲十分。貪欲に、ひたむきに、エースと呼ばれる日へ、歩みを続ける。