ソフトバンク甲斐 16試合連続無安打でロッカールームの椅子没収された
ソフトバンク・甲斐拓也捕手(25)が13日、TBSで放送された「ジョブチューン★新年恒例!プロ野球オールスターぶっちゃけ祭!★」に出演。昨季16試合連続で無安打が続いた時、ロッカールームの椅子が没収された衝撃の事実を明かした。
甲斐は昨夏極度のスランプに陥った。16試合連続で無安打に終わった試合後、落ち込んでロッカールームに引き揚げると、衝撃の光景があったという。自身の椅子だけが消えてなくなり、そこには段ボールが敷かれていたという。「お前、打てないんだからこんな高級な椅子に座るな」と先輩選手から通告があった。
翌日の試合でも甲斐は無安打。その時は段ボールも消え、新聞紙になったという。「ひどい先輩ですね!誰ですか」というスタジオからの追及に、「松田さん、柳田さん、川島さんです」とあっさり実名を明かした甲斐。「打てない僕を励ましてくれた先輩の優しさです」と感謝のコメントを残した。
“荒療治の甲斐”もあったのか、8月26日のロッテ戦で四回に右前打を放ち、連続無安打を17試合でついにストップ。最終的には捕手部門でゴールデングラブ賞とベストナインを初受賞している。