殿堂入り松井秀喜氏の父・昌雄氏「日本野球の発展に尽くして」
野球殿堂博物館の表彰委員会は15日、今年の野球殿堂入りを発表し、プレーヤー表彰で
日米通算507本塁打を放った松井秀喜氏を選出した。ニューヨーク在住のため殿堂入り通知式を欠席した同氏に代わり父・松井昌雄氏が出席した。昌雄氏の一問一答は以下の通り。
-候補者1年目での殿堂入り。
「驚きです。全て驚いています」
-松井秀喜氏とは話をしましたか。
「電話で少し」
-どのようなことを話しましたか
「自分は、まだ(日本で)10年ほどしか活躍できなかったのにこうして選んでいただいたことに対して本当に感謝している、と」
-長嶋茂雄氏との出会いが大きかった。
「秀喜が、もし長嶋茂雄終身名誉監督さんと出会ってなかったら(巨人松井もメジャーリーガー松井も)存在しないほどの大きな影響を受けた方だと思っております」
-すごい師弟関係。
「何てうらやましい師弟関係だと傍観者として見てました」
-指導者としての松井秀喜氏を期待してしまう。
「私自身は、いつか必ず日本に帰ってきて、日本の野球の発展に少しでも尽くしてほしいと強く思っています」