ヤクルト・ドラ4塩見に「糸井級」期待 「30メートル走」で先輩・山田に肉薄
ヤクルトのドラフト4位・塩見泰隆外野手(24)=JX-ENEOS=が16日、驚異の快足を披露した。新人合同自主トレの30メートル走で3秒85を計測。断然トップでただ一人、4秒を切った。
山田がかつてマークしたチームベストの3秒80に肉薄。「足が武器。それしかないので頑張りました。もうちょっと速くなると思います」と笑ったルーキーは、野性味も魅力だ。帝京大時代には、グラウンド周辺に現れるイノシシや猿を追いかけ回し、脚力を磨いた?こともある。
「足が速くて指名した選手。天然というか、超人的なプレーもする」と担当の斉藤スカウト。“超人”といえば、阪神・糸井の代名詞だが「タイプ的にはそう。糸井みたいに活躍してくれれば」と期待を込めた。