日本ハム・清宮「英語やっときますか」アリゾナ切符ゲット 新人唯一の1軍Cスタート
日本ハムは17日、春季キャンプの1、2軍メンバーの振り分けを発表した。ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=は新人で唯一、米アリゾナ州ダイヤモンドバックス施設で行われる1軍キャンプの参加が決定。昨季36本塁打のゴールドシュミットらダ軍強打者との対面や、英語学習への取り組みに意欲をみせるなど、初の海外キャンプに胸を躍らせた。
7人の新人のうちただ一人、アリゾナ切符をつかんだ。清宮は喜びと責任の重さを痛切に感じ、キャンプへの意気込みを語った。
「うれしいですけど、より身が引き締まる思いです。1年目からの1軍はなかなかないことなので、期待に添うような結果を残さないといけない」
目標の開幕1軍へ野球に全力を傾けつつ、異国でのキャンプ生活を心待ちにしている。「あったかそうだな。施設もいろいろあるので、楽しみ」と満面の笑み。中田は温水洗浄便座がないことを不安視するが「不安はないです」と言い切った。
将来はメジャー挑戦の希望を持つ清宮にとってメジャーリーガーとの対面も楽しみの一つ。14日までダイヤモンドバックスの施設を利用するが、その間に13年本塁打王・ゴールドシュミットらが先乗り自主トレで訪れる可能性もあり「会いたいです。すごいですよねえ」と目を輝かせた。
休日にはNBAやNHLの観戦も希望する清宮は「ちゃんと英語を使いたい」と入寮時に持参した英語の参考書の米国携帯も示唆。私生活を楽しむためにも「英語やっときますか」と意欲的だ。
2年ぶりの1軍帯同が決まった中田との対面も楽しみの一つ。「打撃理論であったり、活躍し続ける秘けつを感じたい」。米国を野球人としての成長の場にする。