カミネロ、マシソンよ守護神競え 巨人・由伸監督、候補2人に絞った
巨人・高橋由伸監督(42)が19日、今季の守護神について白紙とし、マシソンとカミネロで競わせる方針を示した。昨季は来日1年目のカミネロが最終回を担い、3勝5敗29セーブ。「どっちがどっちとは決めていない」としたうえで「どっちもできると思っている」と、2人に絞って決定する方針だ。
昨季、カミネロは夏場に救援失敗が目立ったが、終盤戦の9、10月は防御率0・69と安定。指揮官も「終盤はしっかり投げてくれた」と評価の高さに揺るぎはない。一方でマシソンも今季が日本7年目。「リリーフとしてはウチの中では1番と思っている」と全幅の信頼を置いており、慎重に状態を見極めていく。
勝敗に直結する先発以降の継投は「課題でもある」と指揮官。先発候補としてヤングマンが加入したが「彼ら(マシソン、カミネロ)はなかなか外せないポジションだと思っている」と強調した。どちらも安定感は抜群、。守護神の座を巡るアピール合戦は、ハイレベルなものになりそうだ。