オリ・ドラ1田嶋はR・ジョンソンのよう 初ブルペンで魅せた!小松コーチ絶賛
オリックスのドラフト1位・田嶋大樹投手(21)=JR東日本=が20日、大阪市内の舞洲サブ球場で行われた新人合同自主トレに参加し、初めてブルペンに入った。平井正史投手コーチ(42)、小松聖2軍投手コーチ(36)、酒井勉育成コーチ(54)の歴代新人王が熱視線を送る中、捕手を座らせたまま直球ばかり25球を披露した。
ノーワインドアップから柔らかい肘の使い方で右打者の内側に食い込むクロスファイヤーを投げ込んだ。キレの鋭さからか、受けた育成ドラフト1位・稲富(三田松聖)がミットをはじかれる場面もあった。最後はセットで5球投げて社会人No.1左腕はデモンストレーションを終えた。
田嶋は「少し引っかかった。クロスに投げるのは僕の武器なんで。ブルペンは年末に入って以来、感覚は悪くなかったです」と話した。新人王トリオの一人、小松コーチは「ランディ・ジョンソンのようですね。軸がしっかりしてるし、ボディーターンが素晴らしい。しっかり下半身を使って腕もしなやか」と絶賛した。
今後は自主トレの休養日以外は毎日、ブルペン入りし、2月1日のキャンプインを迎える予定。2桁勝利と新人王を目標に掲げる田嶋。オリのR・ジョンソンは期待大だ。