日本ハム・ドラ1清宮、肉食で目指す中田のすごみ 主砲と感激初対面「オーラある」

 セレモニーで整列する清宮(左)と中田
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 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が20日、千葉市の幕張メッセで行われた「ニッポンハムグループ展示会」に出席した。新主将の中田翔内野手(28)と初対面し、「オーラがありました」と感激。“肉食”による体作りにも意欲を示し、さらなる進化を誓った。

 圧倒的な存在感に、優しいまなざし。「よろしくお願いします!」。清宮は中田と初めてあいさつを交わし、刺激を受けた。テレビ越しに見てきた一流選手は今後、目指していくべきチームの柱。「すごくオーラがありますし、体も大きい。すごいなと思いました」と初々しく語った。

 自身も184センチ、103キロと立派な体格だが、先輩の肉体には鍛錬を積み重ねてきたすごみがあった。一流への道を歩む上で、トレーニングと同時に重要なのは食生活。「肉を食べるのが苦手というか…。タンパク質が不足してしまうので、肉を食べるようには考えています」。中でも好みの鶏肉を中心に肉食へとシフトしていく。

 一方の中田も清宮との初対面に心を躍らせていた。「思った通り好青年というか、見た通り体もしっかりして大きいし」。高校時代から世代の中心を駆け抜け、鳴り物入りでプロ野球の世界へ。清宮とは通じるものがある。中田だからこそ、送れるメッセージだ。

 「のんびりやってもらいたいな、と思う。今はゆっくりしていいと思うし、誰も心配していないから。全体練習が終わってからは、個人練習にたっぷりと時間を使えばいい。大きなケガなく、開幕を迎えてほしいですね」

 清宮は日本ハムの高卒新人野手では08年の中田以来、10年ぶりとなる1軍キャンプスタート。19日に右手母指基節骨骨挫傷が明らかになったが、焦る必要はない。21日からは再び千葉・鎌ケ谷の2軍施設で行われる新人合同自主トレで汗を流す。中田の背中を追い、突き進む。

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