ＤｅＮＡの浜口遙大投手（２２）と砂田殻樹投手（２２）が２０日、横浜市内の「ｔｖｋハウジングプラザ横浜」でトークショーを開催。新人の昨季に１０勝を挙げた浜口は、オフのキックボクシングトレーニングを経て、プロ初の完投勝利を目指すと宣言した。

　昨季は新人王こそ逃したが、２桁勝利に加え日本シリーズでも快投を演じた。それでも「去年は完投がなかった。最後まで投げて勝利のマウンドに立ちたい」と話し、今季は５完投を目標に掲げた。

　そのためには、昨季１２３回２／３だった投球回を伸ばす体力が課題。今オフはトレーナーを通じて、総合格闘家の所英男らとキックボクシングを取り入れた自主トレを行った。

　「体幹、股関節、骨盤の使い方がいい感じになった。投球でも骨盤に乗っている感覚がある」と手応え十分だ。本拠地・横浜スタジアムでは５戦無敗。「自信を持ってやってやろうという気持ち」という本拠地での無敗記録も継続し、その存在感を高めるつもりだ。