ソフトバンク・千賀、ソフトボール上野から“金言” 東京五輪へ「2人で金を」
ソフトバンクの千賀滉大投手(24)が20日、ソフトボール北京五輪金メダリストの上野由岐子投手(35)=ビックカメラ高崎=らと福岡県久留米市で行っている自主トレを公開。2年後の東京五輪で野球&ソフトボールのダブル金メダルを誓った。
鴻江寿治トレーナー(51)が主宰する15日からの合同トレに、上野が3年ぶりに参加。夜は投球フォームなどの映像をチェックし、意見を出し合う。「上野さんからは僕らでは気づかない動きの違いとかを言ってもらえる。聞き逃さないように必死だった」と“金言”を授かった。
3年前とは違い、右腕はWBCで日の丸を背負うまでに成長。東京五輪へ千賀が「2人で金メダルを(鴻江)先生に自慢してやりたい」と意気込めば、上野も「刺激をもらっているし、一緒に頑張れればいい」と同志と認め合う関係だ。
千賀はこの日、マウンドから80球を投げるなど6日間で5度目、3日連続の投球練習。「防御率のタイトルを意識してやっていく。1点台を目標に(菊池)雄星さんに負けないように頑張りたい」と今季の目標を掲げた。