巨人・菅野、ブルペン入り慎重 宮崎Cも「第1クールは入らない」
ハワイ自主トレから帰国した巨人・菅野智之投手(28)が22日、ジャイアンツ球場内の室内練習場で再始動。今後は焦らず、ブルペン入り時期は肩の状態を見ながら、慎重に調整していくプランを明かした。
昨季はWBCを見据え、1月下旬の宮崎先乗り自主トレ中に投球練習を行っていた菅野。今年はシーズンに専念できる分、先乗り自主トレ中のブルペン入りは見送る考えだ。キャンプについても「たぶん、第1クールは入らないと思う。入ったとしても3、4日目で、立ち投げで遊び程度。体は順調なので」と言い、捕手を座らせる本格的な投球練習は早くても第2クール以降になる見込みだ。
20日に常夏のハワイから帰国。「けっこう時差ボケが激しい。直すのに1週間ぐらい必要」と言う。この日は雪が降り、最高気温3度の中、室内練習場でキャッチボール、ダッシュをこなした。「宮崎もまだ寒いみたいなので、寒さにも体を慣らしていかないと」と、慌てずに調整は気候を見ながらになる。
昨季はWBC、シーズンとフル回転。自己最多の17勝を挙げた。今季は高速シンカー習得にも励んでいるエースはシーズン開幕を万全にするために、きっちり段階を踏んで右肩を仕上げていく。