日本ハム斎藤佑が“ゴーグル佑ちゃん”に変身 自主トレに最新機器導入

ストロボ機能が搭載されたゴーグルをかけて集中力を高めるトレーニングを行った日本ハム・斎藤佑樹=トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店(撮影・堀内翔)
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 日本ハムの斎藤佑樹投手が24日、東京・トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店での自主トレを公開。今年から導入した“ストロボゴーグル”での飛躍を誓った。

 斎藤のフィジカルトレーニングを担当しているパーソナル・トレーナー、ケビン山崎氏の提案で導入したのは、ストロボ機能が搭載された「VIMA REV」と呼ばれるゴーグルによって脳を活性化するトレーニング。集中力を高める効果があるといい、斎藤はゴーグルをはめて、“ゴーグル佑ちゃん”に変身して投球動作を繰り返した。

 シーズン終了後から週5ペースでトレーニングプログラムをこなしている。年明けはケビン氏とともにグアムに向かった斎藤は、真っ黒に日焼けし、その身体は大胸筋から肩周りの筋肉が大きくなっているのが一目で分かるほど。

 故障経験のある右肩や股関節を中心に体幹部を鍛えた結果、「痛みを感じることはない」と投球に支障はなくなった。

 そこでさらなる飛躍に向け、瞬間的な集中力アップが期待される最新機器を持ち込んだ。このゴーグルについて、ケビン氏は「人間の動きは前頭葉で支配されていると言われ、見たシグナルが脳幹を通して手足を動かす。ストロボがチカチカして見にくくなることで、脳を刺激し、情報処理能力を活性化する」と説明した。

 斎藤も「試合後はアドレナリンが出るのか、寝られなくなる」というが、このゴーグルで負荷をかけると試合後と同じような状況を生み出すという。その負荷を外すと、「ストレスがなくなる分、精度が上がったり、丁寧になる」と効果を口にした。

 今年6月には30歳になる背番号1は、「今は、マックスのスピードを上げることを考えるよりは、試合の組み立てを考える方が現実的」とキッパリ。ゴーグルをキャンプにも持ち込んで配球や制球、緩急の精度を高めていく。

 「今年のテーマは結果を出すこと。1試合でも多く試合に投げたい」と斎藤。1つでも多くの勝利をつかむべく、どん欲に追求していく。

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