オリックス・安達“トリプル30”だ 球団30周年に30歳で30盗塁
オリックスの安達了一内野手(30)が24日、大阪市内の球団施設で自主トレを公開。7日に30歳の誕生日を迎えた中堅が、1988年オフに球団が阪急からオリックスとなって30周年を迎える今季目標を30盗塁に掲げた。
“トリプル30”を飾りたい。「30(盗塁)はいきたいと思います」。これまで自己最多は14年にマークした29個。節目の三十路(みそじ)で臨む今シーズンはキャリアハイで駆け抜ける。
年明けに佐賀県嬉野市で行った自主トレで“足スト”を受けた。10、11年に盗塁王に輝いたソフトバンク・本多との合同トレで助言を仰いだ。内容は「企業秘密」と意味深な笑みを浮かべながらも「スタートの仕方」と説明。現地では名物の湯豆腐に舌鼓。鷹の先輩との貴重な時間をプレーに生かしていく。
不安はない。一昨年1月に潰瘍性大腸炎を発症。昨年も病気の再燃でシーズン途中に離脱した。この経験から野菜は蒸してから口にするなどの工夫も。見据える最低ラインは全試合出場。自慢の足でチームを引っ張る。