巨人・由伸監督、ゲレーロにホームランキング指令!「去年以上を期待したい」
巨人・高橋由伸監督(42)が24日、中日から新加入するアレックス・ゲレーロ内野手(31)に対し、本塁打キング指令を出した。昨季のチーム最多はマギーの18本。待望久しかった大砲の加入に「去年以上を期待したい」と、昨季の35発以上を求めた指揮官は「タイトルを取ってくれればそれでいい」と話した。
宿敵の舶来砲の存在を意識しての指令だった。開幕戦で激突する阪神も、自軍同様に4番候補としてロサリオを獲得。動画でその動きをチェックしたことを明かした指揮官は「いいらしいね。いいウワサは聞いているけどね」と警戒。ゲレーロには虎の主砲を上回る数字を期待している。
本拠地が東京ドームに変わることで、数字への期待は大きく膨らむ。「(ナゴヤドームより)ホームランが出る可能性は、広さからいえばあるからね」。巨人でのシーズン40発は2010年のラミレス49本、阿部44本が最後。4番が一振りで相手を圧倒する試合に思いをはせた。
昨季は本塁打王を獲得したが、特別扱いはしない方針だ。「考慮したり、配慮したりする部分はある」と前置きしつつ「好きなようにやっていいなんて契約はない。こちらの言うことを聞いてもらわないといけない。指示に従うのは当たり前」と厳格な姿勢で結果を求めていく。